2020年6月市議会における一般質問を通告しました。内容は、以下の通りです。

市政に関する一般質問通告書

件名 公共性と人々の社会生活等について

(1)人々の社会生活の視点から、場としての商店街の公共性について

 1、緊急事態宣言下にあって、場としての商店街の役割を考えさせられた。日常生活の用を足すだけではなく、人がつながり、憩い、文化性を保つ社会生活の場としての商店街の意味は、宣言下でも失なわれてはならないと考える。見解を伺う。

 2、吉祥寺商業地区の人出が話題になったが、中央線各駅周辺や山手線各駅周辺のありようをどのように比較し、考察しているか。

 3、市内3駅周辺商店街は、宣言下でもゴーストタウンにしてはいけない空間だと考える。市の見解を伺う。

 4、人々の分断ではなく連帯へと向かうために、場としての商店街の公共性をどのように考え、取り扱うべきか。見解を伺う。

 5、この間の市の感染症対策についての様々な支援策は、上記の観点から、どのように位置付けられるか。見解を伺う。

(2)公園の果たす役割について

 1、公園は、外出自粛下にあっても子どもたちをはじめとした市民の健康維持のため重要な役割を果たしてきたと考える。市民からの様々な苦情もあったとは思うが、緊急事態宣言下での基本的な管理方針はどのようなものだったか。また、利用状況の把握は

  この4ヶ月間、公園の役割が果たせたと考えて良いか。見解を伺う。

 2、武蔵野市は市域に山や川がなく、とりわけ自然空間の少ない環境にある。公園の拡充はこれからも必要と考える、見解を伺う。

(3)歴史公文書管理の課題について

 1、例えば町内会を作らなかった判断について

 今回の感染症対応において、緊急事態宣言のあり方や「自粛」における同調圧力また、宣言下での市における活動など、コミュニティの態様に関わる大きな課題が出たと考える。本格的な議論は今後に委ねるが、歴史的経緯は振り返っておきたい。

  市において戦後、町内会を復活させないとの判断をしたことについて、どのような記録が残っているか。

  市長や市議会の判断が、何らかなされたのか、また、明確に行政の対応がわかる資料はあるか。

  復活させなかった根拠はわかるか、どのように推測されるか。  

 2、新型コロナウィルス感染症対応との関連について

 国においては、「行政文書の管理における「歴史的緊急事態」の決定について(令和2年3月 10 日 内閣府特命担当大臣(公文書管理担当)」が出され、「今般の新型コロナウイルス感染症に係る事態については、「行政文書の管理におけ る「歴史的緊急事態」について」(令和2年3月 10 日閣議了解)に基づき、行政文書の管理に関するガイドライン(平成 23 年4月1日内閣総理大臣決定)に規定する 「歴史的緊急事態」に該当するものとする。」とされた。

 ガイドラインにおいては、「歴史的緊急事態に対応する会議等における記録の作成の確保」が明記されている。

 この点においては、自治の理念に基づき、自治体においても、同等以上の対応が取られるべきだ。

 対策会議での決定プロセスだけではなく、各部局における市民生活に大きな影響をおよぼす決定についての議事録や配布資料等、事後にその決定・実行プロセスを検証することができる資料の作成は不可欠だ。

 残念ながら武蔵野市文書管理規則の中には、別表も含め、災害時や緊急時の対応についての記載がなく、特段の意識が払われていない。一方で、歴史公文書の選別に関する要綱においては、「第3条(2)エ 災害および災害対策活動に関するもの」が歴史公文書の選別基準として明記されている。

 歴史的経験を活かし、引き継いていくためには規則の改正や条例化が必要と考える、見解を伺う。

 また、今回の感染症対策にあたり、災害対策本部および各部局の記録作成、保持について、記録保持の全庁的な意識共有が図られたか、伺う。

 さらに、ふるさと歴史館における歴史公文書管理体制の充実は不可欠である。適切な人員配置を求める。