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時代と市民のニーズにもとづき、
 新しいまちをつくる

2019年度武蔵野市予算案について

 2019年度当初予算案が公表され、市議会で審議が始まりました。予算案の内容は3月15日号の市報に掲載されており、市ホームページでもご覧いただけます。
 まず、積極的で前向きな予算案であることを評価します。今回の予算案は、実質的に松下玲子市長の手による初めての編成です。市長選挙における公約をきちんと守る姿勢が現れており、これからの時代に向かって、人にやさしい市政を作っていく大きな一歩となると考えます。
 また、この予算編成の前提となるのは、邑上守正前市長の3期12年の間に行われた、行財政改革で生み出された、優れた財政力であることも忘れてはなりません。この土壌の上に種をまき花を咲かせる予算案です。

 主な新規事業

 以下に、予算案の中から特徴的なものを紹介します。

●待機児解消・認可保育園3園の新規開設(定員計200名増予定)
●子ども・子育て応援券(子ども商品券)発行
●産後ケア(宿泊型・デイケア型)事業
●全市立中学校へ、特別支援教室開設準備
●国有地活用による地域密着型特別養護老人ホーム整備(小規模多機能型居宅介護施設併設)
●エンディング(終活)支援事業、成年後見制度利用促進計画の策定
●障がい者支援・入所施設「わくらす」整備、グループホーム整備事業(旧くぬぎ園跡)
●地域包括ケア人材育成センターの拡充
●エコプラザ整備、エネルギー地産地消プロジェクトの展開
●武蔵野市ふるさと応援寄付(ふるさと納税)の開始
●庁内業務の効率化にRPAの試行導入、モバイルワークの実証実験

子育て、介護の社会的環境の整備

 この間の保育園の増設などにより、武蔵野市は待機児解消へ着実に近付いており、女性の納税義務者の増加からも効果が証明されています。
 介護の面では、在宅系・施設系サービスともに拡充されており、安心して地域で暮らせる環境整備が前進しています。本人の安心はもちろん、支える側の家族にとっても、介護の負担による離職などを防ぎ、健康で働き続けられる社会を整備することにつながります。
 こうした取り組みが定着していけば、地域社会の力を借りて誰もが不安なく子育て・介護と仕事を両立できる社会になります。少子化対策にもつながり、人手不足が叫ばれる中でより多くの人が働ける環境を作ることにもなります。子どもが増え、働く人が増えれば、消費も税収も増加しますから、地域経済にも好循環です。

 武蔵野版ふるさと納税

 ふるさと納税について、これまで市議会でもいろんな議論がありました。総務省は、過大な返礼品を提供している一部の自治体に対し、是正を求めています。都市部においては税収減が止まらず、武蔵野市では2018年度約5億円の減収となる見込みです。
 市は、制度の問題点を全国市長会等を通じて指摘してきましたが、やはりこの活用にも取り組むべきとの結論であり、私も同意見です。
 事業内容については、ただ税収増を追い求めるやり方もあります。しかしそれでは、武蔵野市のイメージダウンになり、都市部の自治体への批判にもつながりかねません。
 私はあくまで、武蔵野市や市内事業者の優れた事業や製品を全国に知っていただくこと、市の「ブランド」を高めるための戦略としての活用を主にすべきと考えます。
 今秋の事業開始に向け、皆さまのお知恵を市に届けてください。

 新クリーンセンター稼働後の環境問題への取り組み

 市役所横の新クリーンセンターが稼働して2年になります。旧センターの隣接地に建設する方針を巡り、周辺住民と共に10年以上にわたる検討が続けられ、ごみの減量と焼却炉の小型化が基本方針となりました。大量消費・廃棄社会からの脱却は地球環境保全の大きなテーマであり、センターとセットで方針化されたのが、環境啓発施設エコプラザです。新年度はこの事業が具体化します。市がこれまでの方針を堅持し、ごみ・環境問題発信の拠点となるよう、私も応援します。
 同時に展開されるエネルギーの地産・地消プロジェクトでは、ごみ発電による公共施設への電力供給が市役所など周辺施設から市立小中学校へと拡大されます。クリーンセンターのごみピット見学ロビーで開催された「ごみピット・バー」にはたくさんの参加者があり、メディアでも大きく取り上げられました。
 新年度は、経費削減とCO2発生抑制のため一部の資源ごみ回収の隔週化なども実施されます。
 以上のような市の環境問題への総合的な取り組みに対する、市民の理解を呼びかけます。

 新しいまちをつくる

 福祉目的で遺贈を受けた吉祥寺東町の市有地について、「地域に愛される施設」の設置へ向け検討委員会が設置されます。これまでの市民参加による議論を尊重し、ひらかれた施設として、地域コミュニティーのハブ的機能をもつ事業展開になることを求めます。市民の知恵と力をつなぎ、社会資源を生かしていくことが、豊かなコミュニティーに結実します。以上は市の様々な事業に織り込まれるべき共通の視点と考えています。
 当初予算案は、予算特別委員会(3月13日〜19日)の審議を経て26日の本会議で採決される予定です。ご意見をお寄せくださいますよう、お願いいたします。