2月20日、松下玲子市長による2018年度施政方針演説が行われ、それに対する代表質問が22日(木曜日)に行われます。

会派「空」を代表しての私の質問の予定要旨を以下に掲載します。

 

2025年あるいは長期計画を見据えた市の方向性を定める年
住み続けられるまちをめざし、積極的市政展開を

1、財政等の見通しについて

公共施設総合管理計画に基づき、PPPのガイドラインの策定や、各分野別の計画の前進など、議会とも対話をしながら、より精度の高い見通しと手法についての議論が進んでいることに感謝します。また、30年度についても健全な財政運営に務めていることを評価します。

ア、
財政の現状、また、進行中の公共施設等総合管理計画各分野別計画の見通しから見て、第5期長期計画調整計画における長期財政見通しは大幅に変更すべきと考えるが、見解を伺います。
イ、
PPPのガイドラインが作成されています。事業手法の選択にあたっては、議会や市民との対話を求めます。
ウ、
30年度から31年度の予算編成、次期長期計画の策定を視野に入れ、積極的な政策創造、市政展開を求めます。見解を伺います。

2、地域から子育て世代の新しいコミュニティを育てることについて

「子育て支援は社会全体にとっても未来への投資であるとの認識を、子育て家庭のみならず全ての世代の皆様にご理解いただきたく、また理解を深める努力をしてまいります。」と明記され、市民全体の理解を得ながら待機児対策を引き続き進めていく姿勢を評価し、応援します。また、幼稚園の預かり保育の支援、入園補助金の増額を実行されること、評価します。

ア、
保育園の待機児対策の進行に伴ってサービスの量的拡大が進みました。これを地域全体における質的変化へと結びつけていくべきと考えるが、見解を伺います。
イ、
次期子どもプランの作成にあたっては、子どもの権利、最善の利益を基本にし、総合的な政策の再構築をするとともに市民にもはっきりとしたメッセージを打ち出すことを求めます。見解を伺います。
ウ、
コミュニティの次世代を育てるためには、子育て世代の横つながりと地域参加が不可欠です。その世代の知恵と力を引き出すよう誘導すべきです。コミュニティ政策はこれらの全体像を構想すべきと考えます。見解を伺います。

3、社会保障を支える「準市場」について

「すべてをお金に変えなければ気が済まない」考え方から、「お金に変えられないこと」を大切にする自治体、地域社会へ

まちぐるみで支え 合う仕組みづくりを一層推進するとの意志を確認し、特に在宅療養についての啓発などに力を入れて取り組んで行くこと、支持します。また、市内初の障がい者入所施設の開設に向け着実な準備が進められることを願います。
コミュニティ形成について、「市民と市長のふれあいトーク」第一回をコミュニティ協議会のリーダーを招いて開催したことを評価します。

ア、
現在の日本の社会保障を支えている「準市場」という大きな領域、ボランティア活動や、地域で働く、社会的に働くということを尊重し、豊かにすることが自治体の責務と考えるが、市長の見解を伺います。
イ、
子ども子育て分野、高齢分野、障害分野、そしてコミュニティの分野それぞれで、ボランティア、半分ボランティア、あるいは困難な条件下で働く人々の役割について、市はどのように把握し、考えているか、見解を伺います。
ウ、
こうした分野において、国や都の制度に則った事業展開だけでなく、市独自の政策を手厚くし、大切なセーフティネットを支えていくことが大切と考えます。見解を伺います。
エ、
例えば、子ども子育て分野においては、子育て人材バンクのような横の展開を充実するなど、自治体にできることはこれからたくさんあるのではないでしょうか。見解を伺います。
オ、
以上のような社会資源の重層的な展開の中にコミュニティ政策を位置付け、リンクさせていくことが大切と考えます。見解を伺います。

4、とりわけ貧困問題について

思うように働けていない人たちを地域に迎え入れる

大人の発達障害への支援の拡充が具体化していることを評価します。また、生活困窮者への相談や学習支援についても拡充が図られていることは前進です。若者サポート事業について、相談支援、居場所機能の充実が実現することも評価します。

ア、
市内には、稼働世代で住民税非課税層が約7400人いることがわかっています。これは、稼働世代人口(約86000人)比約9%に達します。この現実をどうみるか、見解を伺います。
イ、
子どもの貧困、生活保護層、非課税層、低所得層への施策横断的な検討、対応はできているか。そしてボーダー層への支援の一掃の充実を求めますが、見解を伺います。
ウ、
国民健康保険の制度改悪、保険料引き上げの圧力について、市の立ち位置、見解を伺います。
エ、
生活困窮者自立支援法に基づく諸事業について、さらに拡大、拡充できないか。見解を伺います。
オ、
自立促進、就労支援においては、送り出す先に柔らかい働き方で迎え入れる多様な環境が必要であり、地域全体でそのことに取り組むべきです。商工会議所との連携、地域雇用、起業支援、社会的企業への支援の検討など、市の考え方を伺います。

5、まちづくり

吉祥寺グランドデザイン策定にあたって

都市基盤整備の分野における長期財政見通しの策定の真摯な取り組みを評価します。

ア、
ヒューマンスケールの現在の吉祥寺の良さを損なわないよう務めていただきたい。見解を伺います。
イ、
当事者によるエリアマネジメントが非常に重要と考えます。見解を伺います。

6、総じて、市民のための積極的市政展開を求めます。

ア、
時代の必要性に応じ、地域社会におけるセーフティネットの構築が自治体に求められています。「住み続けられるまち武蔵野」をつくることについて改めて市長の見解を伺います。