皆さまへ

吉祥寺東町に保育園を作らせない陳情は、今日、提出者からの取り下げ請求が出され、結論の出ないまま取り下げとなりました。
このまま採決すれば否決の見通しであったため、文教委での再審議の直前になっての取り下げと考えられます。「保育園はいらない」との要求の取り下げではないので、まだ問題は続きます。
私は、今回の動きの中に「排除の論理」を強く感じています。
欧米では移民や他民族への排斥運動が広まっていますが、日本では相対的にその数が少ないため、「排除の論理」は社会的弱者に向かいかねません。社会の中に広がっている漠然とした不満が攻撃の矛先を求めている。それは、欧米とも共通することだと考えています。
障害者への、あるいは母子家庭への「攻撃」が顕在化していますよね。生活保護など社会的弱者を社会の「お荷物」扱いとする考え方。それは、保育園を「迷惑施設」とする考え方に通じていると考えます。
当事者の即自的で無自覚な意識はともかくとして、これらの排除の論理が政治に利用された時には、危険な動きとなります。政治の側には、自らの利害の為にこれらを利用しようとする力学が常に働きます。
だから私は、今回の動きを軽視していません。粘り強くたたかっていく必要があると強く感じています。
吉祥寺を「排除の論理」がまかり通る街にしてはなりません。
引き続き皆様のお力添えをお願いします。

山本あつし