自治基本条例についての意見
自治基本条例についての議論が、武蔵野市においても少しずつ進もうとしています。私なりの、意見を以下に記しておきます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・武蔵野市らしい自治基本条例の方向性についてCBR(community based rehabilitation)の考えを基本にする。福祉や防災、まちづくりにおける担い手不足に焦点を当てる。市民が市政を我がものと考え、参加・協働が進むように。(参加し、意見を出し合い、協働する市政)「市民」は、すべての関係者・組織(地域包括ケアがそうであるように)。 すべての個人、組織がその社会的責任を自覚し、果たすことを求めて。企業、学校、病院・診療所、福祉施設、子育てをはじめとした様々なNPO、団体、個人、もちろん居住外国人、子ども若者、そして有権者。コミュニティーをベースとして設定する。(この間のコミュニティについての議論をふまえる)「地域フォーラム」は、市や議会に政策や事業の説明を求め、意見を述べることができる。 市や議会は、地域フォーラムに意見を求めることができる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上のようなものです。国や都に対する対抗的な自治、という構えで臨むのもひとつのあり方かも知れません。しかしそのためにも不可欠なのは、足元における自治・市民参加の確立です。また、「市政に異議を申し立てるための手段」としての「自治」をイメージしている方もおられるでしょう。でもそれは、もはやちょっと古い考えかと・・・参加し、協働し、そして発言する。そんなスタイルを確立したいものです。そのためにできることはまだまだあるはずです。まだ、アイデアの段階ですし、全体を網羅したものではないかもしれません。皆様のご意見、ご批判をお待ちしています。