決算委員会報告その4(民生費の1)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

くぬぎ園の跡地への福祉施設建設の問題と、障がい者の入所施設の建設問題。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【山本委員】  それでは、質問させていただきます。先ほどのくぬぎ園の続きから入りたいと思います。東京都は老健ということで言ってきているということと、障害者の入所施設というお話があったと思います。その点についてはどのようになっているかをお聞かせいただきたいと思います。

 

【吉清障害者福祉課長】  今、障害者施設について質問をいただきました。当初、市では、障害者に関しては入所施設ということで有識者会議の中でも議論していたところですが、今回、東京都の実際に行うスキーム、東京都の土地を活用したプランということで都に要綱がございます。その要綱の中で定められている事業の中では、入所施設は設置できないということがわかりましたので、入所施設に関しては別の場所ということで考えております。くぬぎ園の場所に関しては、現在、グループホームということで考えていますが、市の意向としては、できれば重度の身体障害をお持ちの方、また、医療ケアが必要な方に向けたグループホームを設置できればというふうに考えております。

 

【山本委員】  その場合に、グループホームと入所施設というのはどのように違うのかということを御説明いただきたいと思います。

 

【吉清障害者福祉課長】  グループホームというのは、基本的には地域生活の形態ということで、制度上も全く別に位置づけられております。そういう障害者の施設的なものは今、都の土地に建てる中には入っていないということです。規模的にも、入所施設の場合は、基本的には少なくとも30人以上の施設で、グループホームは現在10人までの施設と、規模も全く違ったものになっております。

 

【山本委員】  私も、基本的には入所施設というのは将来的に好ましくないという考え方は持っています。ただ、これまでの地域の方の御要望の中で、やはり1個は欲しい、それは、拠点として展開できる大もとがあった方が将来的に地域の中でははるかに安心だというお話だったと思います。そうすると、一定の規模の入所施設というのは、今回くぬぎ園では諦めるけれども、市としては、あくまでもその必要性については認識しているということは変わらないということ、では、ほかにつくるという方針を堅持している、それは庁内的にも合意がとれているという確認でよろしいでしょうか。

 

【吉清障害者福祉課長】  入所施設につきましては、まず、都のほうも、都の土地ではできないというお話を先ほどしましたが、まだ入所施設未設置の自治体に関しては都としても推進することをプランに入れていただいておりますし、本市も、当然、議員の御質問のとおり、入所施設を整備するという方向で計画にも明記しておりますので、整備できるように進めてまいりたいと思います。

 

【山本委員】  わかりました。使用には場所の問題だと思いますので、速やかに進めていただきたい。その上で1つ、お願いです。入所施設といえどもいろいろなパターンがあると思っています。私はこの間、地域の方と一緒に幾つか見せていただいた中では、非常に閉鎖的な施設もあります。それから、非常にオープンな施設もあります。それは、当事者の出入りの自由、昼間の生活、家族の出入り等々でいろいろなパターンがあってかなり違うのです。場所によっては、もう本当に24時間365日、その大きな施設の中で生活してしまうような施設もあったり、ロックがかかっていて階ごとの移動もできないという施設もあったりします。基本的な方向として、つくるのであれば、できるだけオープンなものにしていただきたい。それから、できるだけ地域の中になじんだ、溶け込んだものにしていただきたい、それを地域と連携をとれるようなものにしていただきたいと強くお願いしておきたいと思いますが、その点は大丈夫でしょうか。

 

【吉清障害者福祉課長】  委員がおっしゃいましたとおり、地域で暮らし続けるための拠点として入所施設を整備しておりますので、計画のほうにも書きましたが、地域生活の支援の拠点、また、今、入所施設をつくるときは、必ずその中で地域の移行、グループホーム等への移行も進めていく拠点と考えておりますので、どのような事業者が整備することになっても、そういったことのできる事業者を選んで指導していきたいと考えております。

 

【山本委員】  はい、了解しました。