水の学校

tonegawa

「Think the Earth 橋本淳司氏 2012年5月16日 写真提供:公益財団法人リバーフロント研究所」

 

 

 

 

 

「水の学校」開校記念講演「世界の水、武蔵野の水」・・講師:橋本淳司さん を聴講しました。

その中で最も印象に残ったのが、この図。

関東平野の地下水脈を赤く表わしたものです。

ぱっと見て思いました。

やっぱり、関東平野レベルで考えないといけないんだと。

以前から「武蔵野学」について私は、その対象とするエリアを「武蔵野国」の範囲で考えないと、歴史的にもそして地理的環境的にも成り立たないと考え発言もしてきました。その構成要素のひとつとして、「水」をめぐるエリアというのは重要な構成要素です。

道州制の議論は最近下火ですが、私は、大きな生活圏とは水をめぐるひとつながりのエリアということが大切だと思います。海洋資源を育むために森の涵養が必要だとすれば、それは一定の規模を持ったものになります。そのエリア全体で生命の循環を考えなければ成り立たない問題なのです。

農業・食糧をめぐる生産と消費の循環のひとまとまりも、基本はこのエリアになるのだと考えます。地産地消のベースと言うのでしょうか。武蔵野市エリアでの地産地消は小さすぎて、本格的には無理だというのは明らかです。

また、八ッ場ダム建設の是非をめぐる問題なども、水害対策をどのような思想で考えるのか等をベースとして、このエリア全体でしっかり議論すべき問題です。

武蔵野市が今年度「水の学校」として、水収支の問題に本格的に取り組み始めたこと、大歓迎です。市民に何ができるか、しっかり一緒に考えていきたいと思います。そしてそれは、本格的に考えるということだと思います。自治体のエリアという限界は承知しつつも、本来の科学的な視野をはずさないで、どうすればいいかを追求していきたいです。