武蔵野市における小中一貫教育導入の動きについて

昨日終了した市議会予算特別委員会は、2016年度予算案を全会一致で可決するとともに以下のような付帯決議案を全会一致で可決しました。
「武蔵野市議会は、市に対して、武蔵野市公共施設等総合管理計画の本年5月策定及び学校施設整備基本計画の平成28年度内策定を前提とせず、両計画案の市民への周知を図るとともに、議会への十分な説明・報告を行うなど議会の理解を得られるよう最大限の取り組みをするよう強く求める。」
この付帯決議は予算案とともに3月28日の本会議で可決される見通しです。
さる3月7日の市議会文教委員会で行政報告された「武蔵野市小中連携教育推進委員会報告書 ━小中連携教育から小中一貫教育へ━ 」では、「小中一貫教育を進めていくことが有効であると考え」「施設一体型の義務教育学校を設置することが有効である」と結論付けられています。しかしこの報告書をまとめた「推進委員会」は、教育部長を委員長とする庁内の実務的な構成となっており、報告書も本文わずか13ページという簡単なものです。
施設一体型の小中一貫教育へと武蔵野市の教育を転換するとすれば、それは全市的な小・中学校の統廃合と学区再編を含むきわめて大規模な教育再編となります。それをこの報告書を出発点にしてあと一年程度で決めようとしているのです。
そもそも武蔵野市の教育実態は、大改革を必要とするほど課題や問題があるのでしょうか?現在の「第二期武蔵野市学校教育計画(平成27年度〜31年度)」の中にはそのような内容や記述はありません。今回の大再編につながる計画案は子どもたちの現状や必要性の中から生まれたものとは私には考えられないのです。
この問題は市民を挙げて議論すべきです。そして私は市がどうしてもこの方向を進めるというのであれば全市的な住民投票にかけて市民の判断を仰ぐべきと考えます。また、当然ながら来年の市長選挙の争点のひとつにもなるでしょう。
4月5日にはこの問題についての市議会全員協議会が開かれます。その後も継続してしっかり議論を続け、私の意見の根拠も明らかにしていきますので、皆様のご意見・ご批判をいただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願いします。