外環道路、工法の変更

2014年6月20日、国土交通省は「外かく環状道路(関越~東名) 地中拡幅部の構造、範囲を見直す」と発表しました。

201406集団的自衛権意見書 外環トンネル施工等検討委員会

説明として「本線シールドトンネルとランプシールドトンネルが地中で接合する地中拡幅部については、市街化された地域の地下部において大規模な非開削による切り拡げ工事となる」ので、検討委員会を設けて検討を進めてきた、といいます。

そのイメージは、上図のとおりですが、トンネルのいちばん外側の構造を円形にして、地中の強い圧力に耐えられるようにするとともに、地下水が流れ込むのを防ぐ、とされています。

これは、大きな工法変更です。そして、今回の大深度地下におけるトンネルの接合工事が難度の高い工事であることがわかります。

本来ならば大深度事業の認可の前に、このような作業は済ませておくべきです。まずこの点に疑問を持ちました。

また、先日アクアラインの海底下のトンネルを視察した際に、シールドトンネルに横穴を開ける工事は難しいものだと知らされました。ましてや今回は、都市の住宅地の地下で行う工事です。大量の地下水流出が生じた場合、地上部に影響が出る危険もあります。実際、中央環状品川線の工事では、2013年に地上への避難路を作る工事で大量に出水し、1年以上にわたって工事が遅延しています。

地上の住宅街への影響、そして地下水への影響について、きちんとした説明が求められています。