ネットルーム

netroom

「ネットルームマンボー」(吉祥寺南町2丁目)。看板には、「2week 1日あたり2280円」などとあり、若いカップルなどが「安いじゃん」などと覗いていきます。先日ためしに中に入ってみました。畳一畳より少し広いスペース。パソコン一台の密室です。窓もありません。火災報知機、感知器などは備え付けられています。廊下の突き当たりにトイレやシャワールーム、ベランダに出るとコインランドリー。

明らかに宿泊もできます。ただ、寝具はありません。表向きは宿泊ではなく、あくまでも「ネットルーム」。ネットをする人たちのための貸しスペースということになっているようです。

市の調べによると、市内にはネットカフェが8店(うち吉祥寺に6店)、カラオケルームが12店(同10店)、個室ビデオが3店(同3店)あります。どこも、朝まで滞在ができ、長期滞在も可能なところが多いのです。

「ネットカフェ難民」と一時騒がれました。今、このような店舗が少しずつ増えています。いったい何人くらいがこのような場所で「暮らす」ことを余儀なくされているのでしょうか。

経営的に考えると、通常のアパート経営よりもはるかに効率がいいことは間違いありません。「一戸」あたりの占有面積ははるかに少なく済みます。部屋がとても狭い上に、洗面もトイレも浴室も各部屋にはないのですから。だから、まだまだ増える危険性があります。

家出する若者は、昔からいました。友達の下宿に転がり込んだり・・・。でもこのような「ルーム」での生活の最大の特徴は、まったく孤立した時間と生活が継続するということです。「孤立」。このことが、最大の問題ではないかと、私は考えています。